ベジェ曲線とは 初心者にもわかりすいよう下敷きに例えてみた
こんにちは、デザイナーのTantanです。
IllustraotrやPhotoshopのペンツールできれいな曲線を描く方法がわからない、ベジェ曲線って全然コントロールできなくてわからん!という方のために基本のキホンを「例え」で解説したいと思います。
ベジェ曲線の操作感は独特ですので、具体的な操作を学ぶ前にイメージを掴むと習得が早いと思います。
下敷きを思い浮かべてください
小学生の頃使ったようなプラスチックの下敷きありますよね。ノートに挟んで使うペラペラのやつ。
みなさん一度は曲げたりひねったり、静電気で髪を逆立てて遊んだりしたことがあるのではないでしょうか。
あれを両手に持ってクネクネ曲げる感触を思い出してください。
手首で向きをコントロール
イラレのベジェ曲線は、下敷きの両端を持ってカーブを作るような感覚です。
手首を曲げて、指先の向かう方向を変えることで、下敷きの曲がり具合が調整できます。
緩やかに曲げる
自然な角度で手に持つと、ゆるやかにカーブします。
S字カーブにする
クネクネさせたいときは、手首を左右逆に動かします。
ベジェ曲線のハンドルの向きはこんな感じになりますね。
膨らませる
外側に向けると膨らんだカーブになります。
指の強さで”張り”をコントロール
持ち方次第でカーブの強さを調整できます。
あまり力をかけないで持つ
指先でちょんっと持って、下敷きにあまり力をかけないようにすると下敷きはあまり曲がりません。
浅く持つ=ベジェ曲線のハンドルが短い状態です。
指の腹でちゃんと持つ
ちゃんと持つことで下敷きに力がかかり、カーブします。
ベジェ曲線のハンドルはこんな感じです。
手のひらから指先まで使ってしっかり持つ
指をのばし、深く掴むことで下敷きに強い力がかかり、よく曲がります。
深く持つ=ハンドルがしっかり長いイメージです。
まとめ
鉛筆で線を描くのと違って、下敷きを曲げるように線を作っていくという操作感は独特ですよね。
慣れないうちは不自由に感じると思います。
ですが、工業製品のような滑らかな曲線はフリーハンドではなかなか描けないものです。マウスで操作できるのもいいところ。
イメージが掴めたら、実際の操作の基本はこちらで解説していますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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